私たちは「Amazonの自費出版サービス」をサポートしています。つまり著者様の原稿を印刷する。販売する。その仕組みとしてAmazonの自費出版サービスを利用しています。

なぜ独自のスキームで出版を行わないのか?その理由は、私たちは可能な限り安い。可能な限りクオリティが高い。可能な限り著者様の負荷が少ない。そういう出版をしようと思っているからです。

Amazonの自費出版サービスはまさにその条件にぴったりなのです。

もちろんAmazonの自費出版は誰でも無料で使えます。しかし私たちはそれを利用して出版し、何らかの料金をいただいています。これを著者様にご納得いただくには、私たちは付加価値をご提供することが必要です。

その「付加価値」と何なのか?それが私たちのご提供する「出版サポート」です。ここではその「出版サポート」の内容と概算費用をご紹介します。

Ⅰ COW AND CATのAmazonを使った「出版サポート」の特徴

1 Amazonで自費出版するメリット、デメリット

このページでお伝えしたようにAmazonの自費出版には多くのメリットがあります。

ですから私たちは「出版」「販売」はAmazonのシステムを利用しています。

しかし反面Amazonの自費出版には多くのデメリットもあります。

⑴Amazonで自費出版するメリット

振り返りを兼ねてまとめるとAmazonで自費出版するメリットは以下のような点です。

  1. 全部自分で作業すれば無料で本を出版できる
  2. Word原稿で入稿できる
  3. 電子書籍を同時に出版できる
  4. Amazonの販売サイトで売ることができる
  5. 在庫リスクがない
  6. 配送費用がかからない
  7. 印税がもらえる
Amazonで自費出版するメリット
Amazonで自費出版した時のデメリット

⑵Amazonで自費出版した時のデメリット

一方でAmazonで自費出版した時のデメリットは以下のような点です。

  1. 漠然と思っているアイデアを「企画」という形にする作業は自分しなければならない
  2. 内容を上手く伝える・納得してもらう・感動させる構成は自分で考えなければならない
  3. 誤字脱字。文法の間違い。日本語としての間違いなどの校正は自分でしなければならない。自分が見逃したら「ミス」したまま出版されてしまう
  4. 印象に残る・理解を助ける文章の順序なども自分で考えなければならない
  5. Amazon仕様の原稿形式に自分で変換しなければならない
  6. 目次、見出しの大小、扉ページの設定、イラストの挿入などの装丁も自分でしなければならない
  7. 専門スキルが必要な表紙デザインも、「ネット通販」で目立つようなものを自分で作らなければならない。できない場合は表紙デザイナーを探して有料で頼まなければならない。
    しかも「おまかせ」ではダメで、自分で「本が売れる表紙」の方向性を考え、デザイナーにも分る言葉でそのイメージを伝えなければならない。
    修正点があればデザイナーが納得し、どう直せばいいか分るように明確に指示しなければならない。
  8. 「ネット通販」で売れるタイトルを自分で考えなければならない。
  9. Amazonに掲載する説明文も、Amazonユーザーが買いたくなるような文体、文章、内容で書かなければならない。
  10. 出版後の販売促進、宣伝広告は自分でするか、広告代理店に多額の手数料を払って依頼しなければ、大きな売上は期待できない

2 私たちのAmazonを利用した出版サポートの特徴

⑴Amazonのメリットを生かすには全部自分でする必要がある

以上のようにAmazonの自費出版には多くのメリットもあります。しかし「無料」というメリットにこだわるなら自費出版のための作業の全てを自分でしなければなりません。

つまりこのページのご紹介した、企画・構成・執筆・編集・構成・表紙デザイン・装丁・入稿・販売促進という作業の全てです。これがAmazonでの自費出版のデメリットだと言えるでしょう。

もちろん「売れなくてもよければ」ほとんどはしなくてもいい作業です。しかし、自分の考え、自分の物語をできるだけ多くの人に読んでもらいたければ、それらを実施することは必須です。

と言って、これらを全部自分で行うためには、マーケティングやインターネットについての深い知識が必要です。さらにパソコンスキル、出版の知識も必要です。自分でビジョンを持ってデザイナーさんに指示をすることも必要です。

これらのスキルや知識を今から身に着けていたら、いつまで経っても本はでき上がらないと思います。

Amazonで自費出版する場合、著者は全ての作業を自分ですれば無料で済む
Amazonで自費出版する上で著者にとって負荷が大きいことはプロである私たちがスキル、知識、経験を駆使してサポートし、出版物のクオリティを上げる

⑵あなたがAmazonの自費出版を利用するための橋渡しをします

だからと言って諦めて「内容はいいのにいい本にならなかった」という自費出版にする必要がありません。

私たち「クリエイティブ集団COW AND CAT」はそのような著者様やあなたをサポートすることを使命としています。

あなたとのディスカッションによって、あなたの中の言語化されていない内容を引き出し、企画化する。それを人に伝わりやすい構成にする。そしてその内容を出版するまでの、さまざまな作業を代行する。これが私たちの「出版サポート」です。

ですからあなたは面倒くさいこと、苦手なことは私たちにまかせて、自分の考えや想い、物語、思い出を文章として定着させるだけでいいのです。

言うなれば、私たちは不足部分をサポートすることで、あなたがAmazonの自費出版を利用するための「橋渡し」をすることなのです。

⑶COW AND CATの「出版サポート」の内容と概算費用

ではあなたの執筆活動を出版がよりよいものになるようにお手伝いする、私たちの「出版サポート」の特徴、内容、だいたいの費用をご紹介します。詳しい「メニュー化した」費用はこちらのページでご紹介しています。

①代行内容は全てメニュー化。価格もガラス張り。あなたはそこから選ぶだけ。
❶Amazon自費出版の「入稿代行」はほかにもあります

もしかしたら、あなたは同じようなサービスをネットなどで見たことがあるかも知れません。

しかしそのような会社のほとんどは「Amazon入稿一式」で50万円、などのようにセット販売になっていて、内訳を明示しません。ですから「なぜ50万円なのか」があなたには分かりません。また、あなたがこの作業は自分でする。できない部分だけ手伝ってほしい、と言うこともできません。

❷私たちはサポート内容をメニュー化しているので、費用に納得感があります

しかし私たちは、それらの作業を全てメニュー化して、あなたに必要な作業を選んでいただく形です。そしてその作業だけを代行します。そして1つ1つのメニューに料金をつけています。たとえば

  • 簡易文字校正(てにをは、主述の一致、タイプミスレベル):Amazon仕上がり時1ページ×150円
  • 校訂(日本語として正しいか。論理的に筋が通っているかのチェックと修正提案):Amazon仕上がり時1ページ✕500円

というようなものです。詳細はこのページをご覧ください。

ですからあなたは自分ができない部分、苦手な部分だけを私たちにご依頼していただくだけ。無駄な時間も労力も使わないで済みます。もちろん料金も非常に明確なので、あとで、ダマされた、と思うようなこともありません。

私たちがサポートすることは全てメニュー化され、料金も明瞭になっている
出版で最も重要なのは、1番最初にアイデアや想いを言語化し、それを構成に落とし込むことである。しかし一般の出版社はそれを著者に一任している。私はその部分を著者に寄り添ってサポートしている。
②漠然としたアイデアを一緒に形にしましょう
❶私たちは著者様の漠然とした想いをまず「言語化」します

まずまたあなたが「素晴らしい考察」「素敵な物語」を心の中で温めていても、それが言語化されなければ、原稿にはできません。漠然としたアイデアのまま、いきなり原稿執筆に入っても「あ~、テーマは面白いのに、本としては残念な出来だね」となってしまいます。

ですから「いい本」を作るためには、1番最初のアイデアを「企画にする」こと。それを分かりやすく、矛盾がないように、そして(物語であれば)ハラハラするように組み立てる「構成」。この2つが非常に重要です。

❷ほかの自費出版社は「できあがった原稿」を出版するだけです

しかしほかの自費出版社はこの点は全くサポートしていません。なぜなら、このステップは非常に手間がかかるからです。具体的には、あなたと私たちの担当がじっくりディスカッションをします。そしてあなたの中に眠る考察や物語を引き出します。その上でそれを言語化し「企画」にします。このためのディスカッションが、最低でも3時間✕3回は必要です。自費出版社はこの「企画化する能力」がないこともありますが、手間がかかる割にお金にならないので、取り組まないのです。

ましてや商業出版社は「企画書」を持って行かないと社内会議にさえ載せてくれません。何度、企画書を書き直して提出しても担当の段階でボツになり続ける、と言うのはよくある話です。

③「企画」を分かりやすい・納得する・感動する「構成」に落とし込みましょう
❶サビで始まる音楽は聴き手を最初から曲の世界に引き込める

「企画」ができ上がっても、原稿執筆前にもう1つすることがあります。それは「企画」を「構成」に落とし込むことです。

音楽を例に挙げると、いきなりサビから入る曲があります。サビがとても印象的でいい旋律なので最初に聴かせて、曲の世界に引き込むのです。そういう曲はだいたいヒットしています。同じ曲でも、サビからではなく、いわゆるAメロと言われる頭の旋律から入ってしまうと、印象に残らないので人は最後まで聴いてくれません。当然、覚えてもくれません。

❷しっかり「構成」すると冒頭から読者を本の世界に引き込める

同じことが「本」の世界でもあります。物語なら主人公が絶対絶命のピンチの場面から始める。論述なら読者の常識をデータを使ってぶち壊す。これによって読者を「それで?それで?」と本の世界に引き込むのです。

もちろんその方法が常に正解だと言うことではありません。大切なのは本の内容(つまり「企画」です)によって、何から伝え、どう展開し、どう結論に持って行けば、読者はずっと興味を持って読み続けてくれるのか、という順番や展開を決めることなのです。

この話の順番や展開の流れを「構成」と言います。

しかしこれほど重要な「構成」も、他の自費出版社はサポートしません。理由は「企画」と同様に、彼らにはそれだけの力がないこと。この作業も非常に手間、時間、知能そして経験が必要だからです。

「企画」が他の本と差別化されたものであり、それが分かりやすく「構成」されていれば、その本は間違いなくヒットする。
私たちは最初の「企画化」「構成」作業を重視しているが、それは非常に低料金にしている。その理由は、良いアイデアを確実に良い本にする上で著者に金銭的負担を書けないためである。
④「企画」「構成」の費用は信じられない安さです
❶私たちの「企画」料、「構成」料は破格の安さです

これだけの内容をサポートするのですから、費用もきっと高いんだろうな。と思っていませんか。

私たちはこの「出版サポート」を

から承っています。印刷できる状態になっている原稿をAmazonに入稿する費用と、表紙をプロのデザイナーに依頼して作成する費用が入って、この金額です。

さらに「企画」「構成」のディスカッション費用を加えた場合は、5万円が

になるだけです。この料金であなたの中に温めてある考察、アイデア、物語、想いを言語化し、分かりやすい話の流れにするお話し合いを無制限で行います。

また「こんなアイデアがあるんだけれど本になるだろうか」という「企画化」以前のご相談であれば

で、ご対応します。これも回数は無制限です。

❷損をしても「いい発想」は「いい本」にしたい

このようなことを、この費用で行う私たちは、出版業界ではバカなやつ扱いをされています。

しかし私たちは構いません。なぜなら世の中にはこの「企画」「構成」を飛ばしていきなり原稿を書き、出版している本が多すぎるからです。

私たちはそういう本を拝見するといつも「あ~、いい着眼だったのに、もったいない」と思います。

そのような著者様にとっても自費出版のお金を無駄にしてもったいない出版。そして書籍文化全体にとっても「世界を変える」かも知れない本が、読むに耐える本になり切らずに消えていく、というもったいない出版が増えるのが嫌なのです。大げさに言えば、人類がそのような「世界を変える」チャンスを逃しているのが悔しいのです。

ですから、私たちは正直言ってコスト計算をすれば大赤字でも、このような「企画」「構成」のサービスメニューを設けています。

自費出版のご相談でも、ご自身のアイデアがモノになるかどうかのご相談でも構いませんから、ぜひこちらにご連絡下さい。すぎにお返事しますので、30~1時間のオンラインミーティングをしましょう。

Ⅲ 商業出版社から「著者買取」を打診されたら要注意!

1 「著者買取」は99.9%詐欺です

もしも今商業出版社に原稿を持ち込み、「企画書」を提出して「出版の方向で考えているけれど、うちもリスクのある出版だから、少し助けてくれませんか?」と言って「著者買取」を打診されてる方はいませんか?

もしもいたら、すぐにその商業出版社とは縁を切ってください。それは

です。多分、先方から打診された金額は300万円前後でしょう。そのお金を使って、相手は自社の費用を1円も使わずに出版をします。そして1冊でも売れたら、それは丸ごとその商業出版社の利益になる、という詐欺なのです。

2 私も危うく出版詐欺にあうところでした

もしも、もうその形でお金を出してしまった方は、試しに相手に「どのくらい売れていますか?」と聞いてみてください。多分相手は「う~ん300冊くらいですかね」と適当に答えるはずです。そしてあなたが「それなら売れた分の印税をください」というと、ほぼ100%「初版分は印税はありません」と答えるでしょう。つまり詐欺なのです!

この話は私自身がかつて自分の原稿を商業出版社に持ち込んだ時の体験と、私たちのところで自費出版をされた方の経験談(その方は結局、商業出版社に200万円だまし取られていました)をベースに書いたことですので、絶対に間違いはありません。

このような詐欺は商業出版社だけでなく、自費出版社でも行われています。このページで詳しくご紹介していますから、ぜひご一読ください。詐欺に遭って出版費用がなくなった、なんて話は悲し過ぎます。

商業出版社は「著者買取」を著者に要求するが、それは体験的に言って99.9%詐欺である。
誠実な商業出版社もあるがそういう会社は持ち込み原稿を受け付けない。従って最も安心して自分の本を出版する方法は、私たちのサポートを受けて、Amazonで自費出版することである。

3 真面目な商業出版社もないわけではない

もちろん全ての商業出版社がこのような詐欺をしているわけではありません。真面目で誠実な出版社もあります。しかしそういう出版社は99%持ち込み原稿を採用しません。逆に言えば持ち込み原稿を受け付ける商業出版社は、詐欺をしている可能性が限りなく高いと言うことです。

その詐欺出版社の中には、商業出版を志した方なら最初にアプローチするような、有名な持ち込み原稿を中心に展開している商業出版社も入っています。

ですから、自分の本を出したいと思っている方は、

  • 商業出版社の賞に応募するか(しかしこれも「カモ」を釣るためのエサの場合も多いです。つまり落選した方に「あの原稿はよかったが惜しくも落選した。しかしいい原稿なので出版したい。ついては・・・」と著者買取を持ち出すのです)
  • どこかの出版社か印刷所を使って自費出版をするか
  • 私たちのサポートでAmazonの自費出版から出版するか

の三択で考えることをおすすめします。

Ⅳ 【動画で見る】私たちの「出版サポート」の特徴とメリット

いかがでしたか。最後にまとめ代わりに、私たち「クリエイティブ集団COW AND CAT」の出版サポートの特長とメリットをまとめた短い動画をお見せします。ここまでの記事をお読みになって、この動画で少しでも興味が湧いたら、ぜひお気軽に私たちへご連絡ください。特に、「他の出版社では断られた」というような原稿も大歓迎です。ご連絡はこちらからお願いします。