「企業出版」は優れた人材開発ツールだと知っていましたか。

あなたは自分の会社の社会的価値は十分に世間に知られていると思いますか。あるいは社員様は会社のビジョンをしっかり認識していると思いますか。お得先様はどうでしょう。あなたの会社の優れた技術力を十分にご存じでしょうか。
これらに対して「NO」だとしたら、すぐ「企業出版」について考えるべきでしょう。
なぜなら「企業出版」は特定の人に、自社の情報を伝える上で非常に有効だからです。
自社の社員に企業ビジョンを浸透させる。お取引先様に自社の技術的優位を理解していただく。そういう場合に「企業出版」はベストのメディアです。

ただしそのためには「企業出版」として制作した本は「面白く」なければなりません。なぜなら、その本を渡した人には絶対に読んで欲しいからです。商業出版のように「自分で買った」本は多少つまらなくても読むでしょう。しかし「企業出版」は自分で読もうと思った本ではありません。相手から「押し付けられた」本です。

ですからその「押し付けられた本」を絶対に読んでもらうためには、「商業出版」以上に「面白い」必要があるのです。

ここではその「企業出版」のベネフィットと、「読んでもらえる本」にするためにはどのような出版社に依頼すればいいのか、と言う点についてご説明します。

面白くない「企業出版」は意味がない!

企業出版は「押し付け」なので読まれない可能性が高いのが最大の欠点です。しかし私たちはその欠点を修正できます。

「企業出版」にありがちな失敗

企業が自社について語った本を出す場合に陥りがちな失敗はほぼ決まっています。それは正しい情報を伝えたい。思いを分かってほしい。という自社の都合が先走ることです。その前のめりの姿勢に「読者」は付いて来ません。自社と「読者」の「温度差」は」非常に大きいのです。場合によっては「迷惑」を通り越しあなたの会社を「嫌い」になるかも知れません。

社員に配布しても、目次だけ読んで終わりか、引き出しの奥にしまったままになります。お取引様に献呈しても、その瞬間はホメてくれても、実際には本棚に並べて誰も手にしない状況になります。もちろん書店に置いても誰にも手に取られず、返本されてしまいます。

なぜこのような「失敗」が起こるのでしょうか

なぜ「読者の心」を掴む「企業出版」を私たちがサポートできるのか?

しかし私たちクリエイティブ集団COW AND CATは、一般の読者様にいかに読んでいただくか、ということを日夜考えています。ですから上で挙げたような「悲惨な企業出版」にはしない自信があります。

と言ってもすぐご納得はいただけないでしょう。ですからまず「企業出版とは何か」ということをご紹介します。その上で私たちのストロング・ポイントをお伝えしたいと思います。

私たちは「企業出版」本が確実に読まれるために、その内容を面白くする方法を多数持っている。

企業出版の定義

「企業出版」は企業のビジョン、事業内容、そのベネフィットを伝えるために、企業が出版する本である

企業出版とは、企業が自社のブランド、事業内容、ビジョン、価値観などを広く伝えることを目的とした出版活動を指します。これは、企業が主体となり、自社のメッセージや情報を一冊の書籍、電子書籍、あるいは他の形態で発信する手法です。

企業出版の主な目的は、ブランドの認知度を高めること、顧客やステークホルダーとの信頼関係を築くこと、企業の文化やビジョンを共有することにあります。

また、企業出版は企業の専門知識や業界内でのリーダーシップを示す手段としても利用されます。具体的には、企業の歴史、成功事例、業界に関する洞察、製品やサービスの詳細などを含む内容が多いです。

企業出版と他の出版形態との違い

1 目的

  • 企業出版: ブランド認知度の向上、顧客・ステークホルダーとの信頼関係構築、企業のビジョンや価値観の共有など。
  • 商業出版: 読者の興味や需要に応じたコンテンツの提供、売上の最大化。
  • 学術出版: 学術的な知識の普及、研究成果の発表。
  • 自費出版: 著者が自身の資金で出版し、自己表現や個人的な目標達成を目的とする。
出版方法によってその目的は異なる。

2 内容

出版方法によってその内容は異なる
  • 企業出版: 企業の歴史、ビジョン、製品やサービス、成功事例、業界洞察など、企業に特化した情報。
  • 商業出版: 小説、エッセイ、ビジネス書、自己啓発書など、多岐にわたるジャンル。
  • 学術出版: 研究論文、専門書、学術誌など、学問的・専門的な内容。
  • 自費出版: 個人の著作物、詩集、回顧録、個人的な研究など。

3 編集と制作プロセス

  • 企業出版: 企業内の専門チームまたは外部のクリエイティブ集団や出版コンサルタントと協力して企画・制作されることが多い。
  • 商業出版: 著者が出版社と契約し、編集者やマーケティングチームが関与して制作。
  • 学術出版: 研究者が執筆し、ピアレビューや学術的な査読プロセスを経て出版。
  • 自費出版: 著者自身が出版プロセス全体を管理し、必要に応じて外部の編集者やデザイナーを雇う。
出版方法によってその執筆者、編集者は異なる

4 ターゲット読者

出版方法によってその読者は異なる
  • 企業出版: 顧客、ステークホルダー、投資家、従業員、業界関係者など、特定の読者層をターゲットにする。
  • 商業出版: 一般の読者を対象に広く販売。
  • 自費出版: 著者の家族、友人、特定の興味を持つコミュニティなど、限定された読者層が多い。
  • 学術出版: 専門家、研究者、学生など、特定の学問領域の読者を対象にする。